困りものの"SEO 脳"

  • トゥィッターで言及(トゥィート)
  • アメーバで共有
  • はてなブックマークに登録
  • フェイスブックで共有
  • タンブラーで共有
  • グーグルプラスで共有

SEO 関係のウェブログを見ていたら、こんな困った記事がありました。


重複コンテンツとは

重複コンテンツとは、グーグルなど検索エンジンへの対策で出て来る言葉です。

記事の内容が重複していると、"その他大勢"に纏められてしまい、検索で出難くなってしまうと言うのがあります。

また、勘違いしている方も多いのですが、パンダ・アップデート(グーグルが開発したウェブスパムを撲滅するためのアルゴリズム)に引っかかる恐れがあるとされているようです。

確かに、他者のコンテンツを勝手に複製したウェブスパムなどもパンダの餌にされるべきものですが、通常の重複コンテンツではそのような目に遭う事はないと聞いております。


「引用すると重複コンテンツになる」だと?

特に個人的に噴飯モノだったのは、引用の際に重複コンテンツを怖れると言うものです。

ウェブは本来学術論文の電子化のために考案されたものです。

学術論文では精密な引用は欠かせないものとなっております。

重複コンテンツの制裁を怖れて引用をためらうなんて、ナンセンス以外の何物でもありません。


本来の引用は独自コンテンツを作るためのもの

そもそも、引用は自分の主張の裏付けなどのために行われるべきものです。

引用を基に、自分の主張が遺憾なく成されれば、引用元とは明らかに異なるコンテンツになるのは必定です。

決して重複コンテンツの謗りを受ける事はない筈です。

いや、引用は従であって決して主ではないと言う原則に則れば、引用は寧ろ独自コンテンツを作るための行為以外の何物でもありません

重複コンテンツ扱いを怖れて独自コンテンツが作成出来なくなると言うのは、もはやどうしようもない"SEO 脳"としか言い様がありません。


引用の名を借りた複製・転載は排除されて当然

勿論、"引用"と称して他者の文章を丸々無意味に複製・転載したのであれば、これは間違いなく重複コンテンツ、それも悪質な盗用として排除されるべきものです。

平成17年頃から、アフィリエイトの収益だけを目的に某大手掲示板サイトの投稿を複製したウェブログが氾濫し、利用者たちからは激しく非難されております。

でも、丸々複製しているだけのウェブログを非難するのは"嫌儲"とか言われるべきものでは決してありません。

勿論、適切に引用の範囲を限り、それを基に自らの主張を適切に述べた文書は、他には何処にもないオリジナルとなるのが当たり前です。

そう言うウェブログまで攻撃しているとしたら"嫌儲"等とレッテル貼りも結構でしょうが、そのような数少ないウェブログまで攻撃している者を見た事はありません。


結論

引用と称して丸々複製・転載するならともかく、自論を展開するための根拠などに他者の文章を引用したコンテンツであれば、重複コンテンツを恐れるべきではない筈です。

引用を基に持論を展開するのであれば、それは紛れもないオリジナルコンテンツとなるのが当然だからです。

SEO 脳に取り憑かれて無意味に重複コンテンツを怖れて引用が出来なくなるとしたら、本末転倒と言うべきものです。

もしグーグルがそんな程度のアルゴリズムしか作れなかったとしたら、そちらの方こそ批判されるべきでしょう。

関連記事
スポンサーサイト